園長として新しいことにチャレンジできる環境 子どもたちの主体性を大切に。子育てを変えたい
「地域とつながる保育を実現したい」とHITOWAキッズライフに入社。
中学生の頃、「就業体験」で保育園に行く機会がありました。たった2日間の体験でしたが、今でもどこに行ったかを覚えているくらい、「子どもと遊ぶのが楽しい!」と感じ、保育の仕事を志しました。
以前勤めていた園で、卒園まで4年間持ち上がりで担任をしたとき、子どもたちと保護者が4年間の思い出を歌詞にしたオリジナルの歌を、卒園式で歌ってくれたことがありました。誰一人として練習していることを言わず、そのような様子もまったくなかったので、とても驚いたとともに、あまりの感動で号泣してしまったことがあります。
HITOWAキッズライフに入社したのは、知人から、「いろいろなチャレンジできる会社だよ」と聞いていたからです。今までの園でも様々なことに経験、チャレンジする機会がありましたが、「園長として、地域の皆さまとのつながりを重視した保育をやりたい」との思いを持っていたので、「この会社ならもっと実現できるかもしれない」と思い入社しました。
子どもたちが発する「やってみたい」を拾い上げる。
思っていたとおり、いろいろな取り組みにチャレンジできると改めて感じました。
園では、地域との交流に特に力を入れています。お祭りなどのイベントや、清掃活動への参加に加え、地域の子どもたちと一緒に田植え体験をしたこともありました。
また、会社全体でも目指している“子ども主体の保育”の一環として、「飼育体験」も行いました。「生き物を育ててみたい」という子どもたちの発案で、蝶を卵から育てたことがありました。さらに今はメダカを卵から飼育していて、稚魚が水槽の中を泳ぎ回る様子を子どもたちが興味深く見ています。
園が都心にあるため、日常生活だけでは地域とのつながりや、自然との触れ合いを経験することが難しい子もいると思います。だからこそ、子どもたちが発する「やってみたい」という思いを保育士が拾い上げ、どうすれば実現できるかを一緒に考える――。最近では保育士からの具体的な提案がとても増えてきました。こうした一つひとつの取り組みを通じて、今後も園全体でいろいろなチャレンジをしていきたいと思っています。
多くの人が「子どもを産み、育てたい」と思える社会づくりに貢献したい。
少し規模の大きな話になるのですが、社会全体の出生率が下がり続ける「少子化」の現状を変えていけるように仕事をしたいです。
例えば、私たちの仕事を通じて、保護者だけでなく、地域の皆さんへも、子育ての楽しさや感動、人々とかかわっていく素晴らしさなどを、どんどん発信していく――。
私も中学生になる子どもがいますので、園長としても、一人の父親としても、より多くの人が「子どもを産み、育てたい」と思っていただけるような社会づくりに貢献したいと思っています。